それは昼と夜の大体境目の時、紅魔館の中に向かう一つの白黒・・・

「さーて今日は何を借りるっかな〜♪」

そう、霧雨魔理沙である



〜紅魔館3WAY〜


○月×日・・・快晴、PM6:00 現在地 巨大図書館


魔「ふぅ〜今日はバレなかったみたいだな・・・・・・さぁてと」

それはもう慣れた足取りでこっそりではあるが自分の庭のようにいりくんだ図書館を進んでいく魔理沙

魔「ん〜・・・ここら辺に新しいのがあるはずなんだが・・・・・・お?」

前回来た時には無かった本が・・・しかも分厚い上にシリーズ物のようなものが数十冊も並んでいた・・・・・が

魔「なんだ、これは大した事無いな」

魔理沙は本の紙質がペラペラであることを見るとすぐに見切りをつけた。貴重で重要な本は上質な紙で作られていて

尚且つそれをハードカバーのようなしっかりした物で仕上げている事が大半だからだ


・・・・・・・少女探索中・・・・・・・



しばらく・・・と言っても何時間も経っていないが本を物色していると

魔「お、良さそうな本があるじゃないか・・・早速―


『パァァアアアアアアアアン!!!!!!』


何かのトラップが発動したのか図書館中に直径100メートルのパンパンの風船を破裂させたかのような音が響き渡った

魔「♪♪♪〜〜」

なのに魔理沙は全く気にも留めず本を次々と大風呂敷に包んでいく

魔「今日はこのくらいにしとくか、さーて帰ってじっくりy――

「そこの白黒、少しは焦りなさい」

魔「別にこの図書館ででっかい音がなった位じゃ私はびびったりしないぜ」

紹介するまでも無いがこの図書館の主であるパチュリー・ノーレッジがそこに居た

パ「とりあえずその風呂敷をよこしなさい」

魔「人の風呂敷がそんなに欲しいか?」

パ「中身も合わせれば99%は私の物のはずだけど?」

魔「じゃあ風呂敷の99%はお前にやるぜ」

パ「・・・・・そういえばこの間天狗が新聞のネタが欲しいってここに来たの」

魔「・・・・・ほう、それでどうしたんだ?」

パ「とりあえず、新しい魔法の実験台になってもらったわ」

魔「それはそれは、ブン屋も大変だな」

パ「あなたにも実験台になってもらうわ」

魔「報酬は高いぜ」


〜〜〜〜というわけで弾幕中〜〜〜〜〜



魔「やれやれ、なんて厄介なもん作ってんだ」

パ「早い話が囲んでしまえば避けられないだろうって思ってね」

魔「ずるい」

パ「何言ってるの、ずるいのはあなたの凶悪スパークのほうよ」

魔「やっぱり弾幕はパワーだぜ」

パ「で、本は?」

魔「ああ、重かったからあの場に置きっぱなしだ」

そんな感じで紅魔館に来ると33%の確立でこのようになる



○月γ日・・・曇天、PM2:30 現在地 正門


魔「やっぱりこの時間帯は門番がオネムの時間みたいだな」

昼間門番をしている紅美鈴は大体この時間帯に居眠りしていることがある・・・らしい

「さて、では今日も――

シュバババババババババババババババババババババババ!!

           ―おっと!!」


何の前触れも無く何十本というナイフが目の前に現れた

魔「ナイフは1本あれば生活には困らないぜ」

「あら、あなたは1発の弾で幕を張れるのかしら?」

魔「そりゃ無理だ」

というわけで出ました御馴染PA―グサササ!!

・・・・・・・・・・・・・十六夜 咲夜・・・・バタッ



「さて、枠の外も静かになったことだし始める?」

魔「全く・・・なんだってお前が出てくるかな」

咲「今日は晴れと雨の境・・・お嬢様が外出なさってるからよ」

魔「なるほど」


〜〜〜〜てなわけで弾幕中〜〜〜〜


魔「相変わらず反則だな、その能力」

咲「そうでもないわよ、時間止めてる間相手が全く動いていなくてもこっちの運動量は大変なんだから」

魔「・・・・やっぱり蓬莱の薬同様に万能じゃないってことか」

咲「そうゆうこと」

そして、ちょっと変わったティータイムに移るのであった

咲「そうそう、今度P○○って言ったらお嬢様の食料になってもらうわよ」

・・・はい、肝に銘じておきます



・・・・オホン・・・そんな感じで紅魔館に来ると33%の確立でこのようになる



□月★日・・・小雨、AM2:00 現在地 エントランス


魔「はあヤレヤレ、この微妙に濡れるのがまた気持ち悪いんだよなぁ」

帽子の濡れ具合を確かめながらも音を立てずに図書館に足を運ぶ

魔「さて、今日はどうするかな・・・」

彼女が図書館に行くときは普通にパチュリーに会って客として図書館を漁るか、

こっそり忍び込んでコソ泥として図書館を漁るかの二択である

魔「ま、いいや着いてから考え―

フ「あーーー!!!魔理沙一人みっけ!」

魔「魔理沙は私しかいないぜ」

フ「えー?サッカーやってる時はもう一人いたような――

魔「それ以上言ったらファイナルスパークだぜ」

フ「ふーん・・・・・・」

魔「なんだその目は」

フ「分かんない?」

魔「分かるぜ」

フ「言ってみて」

魔「おなかが減った」

フ「違う」

魔「眠い」

フ「違う」

魔「実はその羽は取り外し可」

フ「ちがう」

魔「あと二回変身ができる」

フ「ちーがーう!!」

魔「ああわかったわかった・・・弾幕ごっこだろ?」

フ「せーかい!んじゃいっくよー!!」

魔「長くても30分までだぞ!」



・・・ちょっと離れた所

レ「今回はちょうどいい時に来たわね」

咲「確かにあの元気について行くのは大変ですからね。

  むしろ妹様に図書館に待機してもらうのはどうでしょう?」

パ「それだと図書館で暴れられるからダメよ」

テーブルを囲んで三人が強引な弾幕ごっこを見物していた

レ「あれだけ弾幕で歓迎してあげてるのに本当に懲りない奴ね」

パ「本さえ盗っていかなければ別に来てもいいんだけれどね」

咲「片付けが面倒だからあんまり来ても迷惑なのですが」

とかなんとか言いつつ誰も本気で止めないのは平和過ぎるよりは良いと思っているからだろう



魔「もう八卦炉も燃料切れだぜ」

フ「こっちもさっきので終わらせるつもりだったんだけど」

魔「本当の勝負は後が無くなってから」

フ「最後はガチで」

魔&フ『そう人(妖)はそれを気合と呼ぶ!!!』


そんな感じで紅魔館に来ると33%の確立でこのようになる



残りの1%はまだ見ぬ未来に向けて・・・・要は神主に期待しましょうってこと


〜完〜





あとがきでーす

初ですよ初!とうとう自分も東方の文に手を出してしまいましたよ

実はコレニコニコ動画に上げる動画のエンコ中に作った奴なんですよ

相変わらずカオスな上に笑いとは無縁な話になってしまって自分的に変な気分です

やはりHを使うしかないのか・・・

因みに私はレザマリなら妹様相手に大体1,2機残して勝てます

雰囲気ぶち壊しでゴメンネ

戻る