魔「おーいパチュリ〜客として来たぞ〜」

パ「・・・随分堂々としてるじゃない」

魔「なんだよせっかく来たのにちょっとは本じゃなくてこっち向けよ」

パ「アンタが私の時間を勝手に邪魔しに来てるだけでしょうが・・・・・・何よ?」

魔「いや・・・・・その本なんかいつもとちょtt――

パ「貸さないわよ」

魔「うーん・・・・・・って良く見たらこの前見かけたあの本か・・・」

パ「値踏みしてから決めるな」

パチュリーが読んでいたのは厚さこそあるものの紙質はたいしたことの無いあの本であった

魔「そんな本までいちいち読むなんて『魔法使い』っていうのは本当に時間に余裕があるんだな

  『人間』の私にはまったく理解できないぜ」

魔理沙とパチュリーは見た目こそ同じようなものだがパチュリーは現地点で人間の寿命以上はここで本を読んでいるのだ

パ「それでも中身は結構興味深いわ・・・・・・もう読んじゃったのもあるから読んでみれば?」

魔「ふーん・・・んじゃあこのC71とかいうのでも――――



少女黙読中―――



魔「おい、何だこの本は?」

パ「さあ?見てみた限り何かのパーティーイベントみたいなものの案内書って所じゃない?」

魔「・・・・・・に、、にしたって何か・・・へ、変なモノが描いてあったりするのは・・・」

パ「そうねぇ・・・男性向けのようなモノが続いたかと思えば女性向けのようなモノもあるわね」

魔「お前そんなヤバソウナ趣味があったのかよ」

パ「まあこれはこの意味で面白いからいいじゃないの、あなたはそういうのダメなのかしら?」

魔「・・・・・・・今度からお前はむっつりパチュリーだ。略してムチュリー」

パ「意外な弱点発見ね咲夜やレミィに知らせなくちゃ」

魔「うっさい!!こ、こんな物・・・どうってこと無いからな!たとえお前とか咲夜とかが

  変な格好してこようが本当にどうってことなんか無いからな!!!」

パ「・・・・・・(へー、そっちなの)」

魔「今日はさっさと帰ってもう寝る!じゃあな!!」

パ「あ、待って」

魔「何だよ?」

パ「ムチュリーはなんか嫌だから広めるの禁止」

魔「・・・・・ああそうかい」



あなたの家にはまだ残っているかな?いつの間にか無くなっているなら幻想郷に行ったのかもね



〜おわり〜



あとがき

うん、まああの本が何かは多くは語るまい(幻想郷入りしてそうじゃない?)

なんというか魔理沙のイメージが変になってしまった感があるなあ

短いけどやっぱり・・・ギャグじゃないorz

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