それは、それはさわやかな秋の朝・・・
「皆さん!今日は大!運・動・会ですよ!」
ちなみに現在午前6時・・・・・開催3時間前である
さあ、大会に向けて準備運動をしますよ!まずはラジオ体操第い―グバア!
どこから投げたのか花火が入ったまんまのバケツが極卒くんにクリーンヒットした
壱「じゃかあしい!!そんな馬鹿でかい声は応援合戦まで取っておけ!!」
な「・・・・・(ねむい)」
極「ヒョーホホホ!!その際は今の3倍の声でがんばりますよ」
な「・・・・・(リアルだ)」
壱「まあ精々鼓膜破んないようにしなさいよーってそうじゃなくて!」
極「おや?まだなにか?」
壱「ぬあんでデッカイイベントがある毎にいつも私たち家の前で騒音撒き散らすわけ!?」
極「それは近所に対する思いやりというものですよ」
壱「ぜっっっっんぜんうれしくないから止めなさいよ!」
な「・・・・・・(口で言っても無駄だと思う)」
極「いえいえ、喜ばせることが為になることとは限りませんからねぇ」
な「・・・・やっぱりね(グイッ!)」
壱「なのこ・・・それ何?」
遥か上空まで伸びた綱のようなものをなのこが引っ張っていた
な「神に頼んで作ってもらった。コレを引っ張ると―
カーーーン!
極「ぬぐぉぉお・・・・」
な「ごらんのとおり・・・・・都合いいところにモノが落ちる」
壱「おお・・・おもしろーい私もやるやる♪(グイッ!!)」
極「ふ・・・前もって知っていればタライなんぞものの―
ドゴーーーーン・・・・・
壱「今度は鐘が落ちてきたね」
鐘は極卒くんをすっぽり閉じ込めた
(ドガガガ!!)「×☆ωφ●▽!!□ΧПα・・・・!!」
壱「何か言ってるね」
な「うん」
程なくして中身は静かになった
壱「自分の声で気絶したみたいだね」
な「・・・・・・・おバカ」
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壱「さーて・・・お弁当とか用意しよっか」
な「うん」
さてさて一方その頃・・・椿、鈴子、月子の家
椿「運動会って言っても・・・」
鈴「月子くらいの子にはいいかもしれないけど私たちの歳じゃあ・・・ちょっとね」
椿「デジカメとかそういう類でも持ってく?」
鈴「いいけど・・・・」
椿「けど?」
鈴「そういうの持って月子のこと撮ってたら私たちいくつに見えるかな〜って」
椿「・・・・・・・・・やめておきましょう」
鈴「そういえば月子ったらどこ言っちゃったのかしら?」
椿「月子ちゃんなら運営の方手伝ってるからもう会場に行ってるんじゃない?」
鈴「へえ・・・・・・」
椿「運動とかあんまり得意じゃないからそういう方に回してもらったらしいわよ」
鈴「・・・・・・やっぱりカメラと・・・あとお弁当作ってもっていきましょ」
椿「あら、どういう風の吹き回し?」
鈴「別に・・・月子みたいな子なら『親』っぽいって言われてもいいかなーって」
椿「まあまあ・・・そんな開き直らなくても姉妹だと思う人の方が多いと思うわ」
鈴「・・・・・・そうだといいわね」
椿「・・・・・・・・・・とりあえずお弁当から用意しましょうか」
鈴「そうね、今日は手伝ってあげるわよ」(いつも料理は椿がしています)
そして、午前九時―――開会式
ってこのまま始めようとも思ったけど長くなりすぎる恐れがあるので今回はここまで!
書こうとしている種目は借り物競争だけになりそうです・・・後は裏方の話とか予定してますが
・・・・・・・あんまり期待しないでお待ちくださいませ〜それではごきげんよう!!
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