ザァーー・・・ザァーーー・・・・・
毎年やってくる色んな季節・・・その中でも一週間のうち大体が
雨であるこの季節はダアトでも嫌っている人がほとんどだ
そして、その非日常が時折(とみせかけてしょっちゅう)出来事を起こすのだ
〜雨降りダアトのとある一日〜
さて、突然だがボクはオラクル騎士団六神将のシンクだ
面倒な仕事に危険な仕事も結構こなしてきている
しかし、だからと言って人に得手不得手があるのは当然なわけで
ボクは今とても面倒な目に会っている
生憎、ヴァンに見つかって直接頼まれたのでは参謀総長としても
断るわけにはいかなかった・・・(面倒な肩書き押し付けやがって)
で、何を頼まれたかって言うと・・・
「ねえ、シンク?どのくらい進んでるの?」
「今ので187体目・・・・・アリエッタは?」
「多分30体ぐらい、シンク・・・手先が器用です」
「アリエッタが遅すぎるんだよ・・・普通の奴なら100体は作ってるって」
「うぅ〜・・・でもやっぱりシンクは速いです」
「そんなことはいいから手を動かしてくれない?」
「・・・はーい、です」
ちなみに、今ボクたちが作っているのはてるてる坊主で・・・
なんでも、例年よりも多く降っている雨が止むようにと、
教会で作って参拝者たちに配布することになったらしい
その数なんと1000体・・・(って千羽鶴じゃあるまいし)
そこでヴァンが、
「たまには、単純作業でもして頭のほうを休めたらどうだ」
なんて、言って部屋まで用意して作らされているわけだ
ちなみにアリエッタはボクが作業を始めて30分ぐらいしてから
「今日の分の仕事は無くなっちゃったからシンクを手伝いにきたです」
とか言って来て綿の山を挟んで黙々と作業をしている
それからさらに30分が経って今に至る、というわけだが・・・
じゃあアリエッタはこんな、綿を布で包んでゴムで縛って顔を描くだけの
作業に一分かかってる計算になるけど・・・それはかなり不器用な部類だろう
・・・・・・・・・・・・・
「アリエッタ」
「なあに?シンク?」
「誰か応援呼んできて」
「そんなに掛かりそうなの?」
「この調子だとあと3,4時間も掛かるから適当な奴で良いから
4,5人連れてきて手伝わせよう。
さすがにそんなに時間割きたくないからね」
「う、うん・・・わかった。それじゃ、行ってくるです」
部屋を出てタッタッタ・・・と足音を
を出しながらアリエッタは人を探しに行った
〜30分後(ただ今約、300体)〜
突然扉が開いて、やっと来たか・・・と
そちらを向いてみると・・・
「なんで一人なのさ?」
「兵士たちは、ひどい雨の中わざわざ賊が侵入してくることも
無いだろうって必要な人数しか居なくて・・・
六神将のみんなはまだ仕事があるから、代わりにお茶を淹れておいたから
もって行ってあげなさい・・・ってこれを渡されたの」
フゥーー・・・
ため息しか出ないよ・・・これは
兵士の方はまだしも、お茶淹れてる余裕があるってコトは誰かの仕事に
一区切りが着いたってことじゃないか
これは、もしアリエッタが一人で外に出ることがあれば
『知らない人に声を掛けられても無視しろ』とか言って置かないとね
「とりあえず、それ・・・ちょうだい」
「はい、どうぞ。これ飲んだらまた続きやるの?」
「しょうがないけど、そうするしかないだろうね・・・全くめんどくさい」
「じゃあ、アリエッタも最後まで手伝うです」
「ああ、頼むよ。不器用でも居ないよりはマシだからね」
「もう、これから上手になるからいいモン!」
残り700体・・・今日はこれだけで夜を迎えることになりそうだ
・・・・・・・まあ、たまには内職系も悪くないと、800体目あたりで
アリエッタがダウンして、てるてる坊主片手に思いっきり無防備な寝顔を
見せてくれたときにそう思ったことは秘密である・・・・・・・・言うなよ管理人
〜あとがき〜
どうも、シンアリ第二弾になります・・・ね!そうしましょう!
今回は多分・・・ほのぼの・・・ですね、ハハハ・・・
なーんか知らないけどこの二人だとギャグにしにくいです
まあ、一人で作って読んでた頃はその後どう落とすかなんて
自分の頭の中で考えるだけで良かったわけですが、ホームページ
作ったからにはそうはいきません!!
というわけでオマケでーす↓へどうぞ
「おい、リグレット・・・中はどうだ?」
「ええ、いいんじゃないかしら・・・アリエッタは寝てしまったけど」
「クックック・・・・しかし、時折アリエッタの寝顔を見て笑っている
シンクというのも中々面白いものですねぇ」
「おい!お前ら趣味わりぃぞ!!良いのかそれで!?」
「歳を取ると、若い者たちの事が気になるものなのだ・・・お前もいつか分かる」
「なあに、都合のいい時ばっか老人ぶってんだよ・・・黒獅子が聞いて呆れるぜ」
「そういうお前もここに来ているということは多少なりとも気になっているのだろう?」
「なっ!・・・こ、このク―
「黙れ馬鹿者!(小声)とりあえず、閣下の思惑通りになったことだしそろそろ帰るぞ・・・くれぐれも静かにな」
「分かってますよ・・・さてと、では研究の続きを―?」
「どうした?ディスト」
「シンクが突然立ち上がりましたね・・・終わったのでしょうか?」
立ち上がったシンクは右手を頭に当てて一言・・・
「グランドダッシャー!!!」
「ぬぎゃあああああ!!!!」ディストにクリーンヒットした
「全く・・・おかしいと思ったらやっぱりお前たち全員グルだったってなわけ?」
睨まれたディストが周りを見るともうすでに他の六神将の姿は無かった
「シ・・・シンク!貴方気づいていたのですか!?」
「ああ・・・そうだよ。気付かないフリしたおかげで色々聞けたからね
とりあえずお前は『奥義』でカンベンしてやるよ」
「や、やめ―
「空破爆炎弾!!」
シンクの繰り出した奥義を喰らったディストは壁に5センチほど埋まった
そして後日・・・壁に人型の風穴を開けて倒れているヴァンが発見されたとさ
おまけの割には長かったですね(汗)
最後も結構無理矢理だし・・・ギャグにしたいです
次、頑張ります・・・はぁ
2007年6月17日
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