今、アリエッタはシンクと一緒に森の中で野宿用の燃料のための小枝を集めてます

でも、まだ夜になるには早いはずなのに空が木で隠されてとっても暗いです

なんだか、シンクも不機嫌そうだし・・・・とっても・・・・

「・・こわいです・・」

「何?ボクのこと?」

「え?・・うん・・・・じゃあなくて!・・・あっ!シンクー!

 ちがうんです〜!まってよ〜!!」

「ボクが怖いなら離れてくるか、帰って別な奴の手伝いでもすればいいんじゃない?」

「だーかーらー!怖いのは暗い森の方なの!!」

「ハイハイ、そうですか」

「うー・・・信じてないですね・・・だったら・・・・・」

ガシッ!

スタスタ歩いていたシンクの歩みが止まって一瞬無音状態になった

「・・・なんのつもり?」

「シンクなんかぜーんぜん怖くないから腕でも組んで一緒に行くです」

「・・・・・・今度は誰の差し金?」

「え?・・・だれって?」

(なんだよ、天然かよ)

「・・・シンク〜・・・頭おさえてどうしたの?」

「いや、べつに・・・・・・枝が落ちてるところに着いたら放してよ」

そうして二人は暗い森の中を歩いてゆくのでした



〜ある日、森の中〜





「ってタイトル出すの遅いだろ!!」

いやーだって、ただ単に二人で歩かせてんじゃつまんないっしょ

「・・・奴らには見られないようにしてよ」

ふっふっふ・・・さあそれはどうでしょう

「もし見られたらお前に連撃喰らわす」

・・・・・・・・・善処します・・・・ああそうそう

べつに最初に腕を組んでることにはお話とは、なあ〜〜〜んにも意味は無いので

おぷしょんだと思ってね by管理人

「双撞掌底波!!」

「グワッハア!!!」ドサッ・・・・・・では本編おたのしみく・だ・・・さ・・・・がくっ!









「ねえ、シンク」

「・・・何だよ」

「なんか謳いながらいこう?」

「はっ?」

「ああ!そうじゃなくて、なんか歌いながらいこう?」

「歌うってなにを?(謳うっていったいどっから出たんだ?)」

「ええと・・・じゃあ『あの歌』」

「あの歌じゃ分かんないって」

「なんていう曲か忘れちゃったけど歌なら多分おぼえてる」

「・・・じゃあ謳って・・・オホン!!歌って見れば(なんだコレ、うつるのか?)」

そっからアリエッタは息をスゥ〜と吸い込んだ

「・・・ある日〜もりのなか〜・・・・

童謡かよ、しかも目茶苦茶楽しそう歌ってるし)

「・・・・・・・・なんだっけ?」

「もう引っかかったの?・・・適当な歌詞つけて歌っとけば」

「うん、そうする。

 ・・・ある日〜もりのなか・・・グリズリーに〜出会った〜♪」

(惜しいな・・・っていうかワザと忘れたふりでもしてるのか?)

「ララララ〜ラ〜ラ〜ラ―

ザザッ!!

「!?・・・何か居る?」

次の瞬間そこに姿を現したのは・・・

「グアオオオォォ!!」

「うわ、本当にグリズリーだよ・・・アリエッタ―

「ネガティブゲイト!!」

「グギャアアァァァ!!!」

断末魔の叫び声と共にグリズリーは倒れた

「もう、せっかく怖いの忘れそうだったのに〜!」

「というよりも、アリエッタだったらこの森一人でも大丈夫なんじゃないの?」

「イヤッ!!・・・・・怖いもん」

アンタのほうが何倍も怖いよ。シンクはそう思ったが口には出さず

二人で小枝を拾い集めて帰る準備に入ります・・・尚、使いやすいという点から

風呂敷に包んで持ち帰っています、ファンタジーな世界観ぶち壊しですね(笑)



「さてと、やっと半分だね」

「じゃあ、また歌う?」

「何が『じゃあ』かは知らないけど、またあの歌なら会ってもいい奴にしてよ」

「うん・・・・ある日〜森の中〜・・・・・うーんと、うーんと・・・

(先に考えとけよ)

「・・・・ママに出会った〜・・・」

「アリエッタ」

「・・・うん?」

「半泣きで歌ってるところ聞かせてもらうけど、『ママ』ってのはどっち?」

「育ててくれたほう・・・」

「ふうん・・・これが街とかの中ならあるいはシリアスだったかもね」

「???・・・・・・・あっ!!!」

そこにはそんじょそこらじゃ見かけない超巨大なライガがに・お・う・だ・ち♪

「ママそっくり・・・」

「何呑気なこと言ってるんだよ!!いくらなんでもやばいから

 さっさと逃げるぞ!!」

「え〜でもせっかくだから何かおはな―

「グルオオオオオオオオオオ!!!」

「逃げるよ?」

「うん・・・『何アタシの縄張りに入り込んどるんじゃボケー。捕って食うぞコラ!』だって」



ダッダッダッダッダ・・・!!!

二人は体の大きいライガを振り切る為に木が密集しているところを

走ってゆき・・・



しばらく走ったおかげで二人は逃げ切ると同時にキャンプに

大幅に近付いたのでーありました!

『ハァハァハァハァハァハァハァハァハァ・・・・・・・・』

えー、二人の息が整うまでしばらくお待ち下さい

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はい!では続きをどうぞ!



「なんとか、逃げ切ったね」

「はぁはぁ・・・・・・うん・・・」

「もう歩ける?」

「う・・・・うん・・・・・・よいしょ・・きゃっ!」

ドサッ・・・

「無理みたいだね・・・はい、コレ」

シンクは小枝の入った風呂敷をアリエッタに渡した

「これ、どうするの?」

「このままだと夜になるから―





〜キャンプ地点〜


「戻ったよ」

「ただいま、です」

二人が戻ったことを確認するようにラルゴが振り向く

「おう、ごくろうさん・・・ん、どうした?二人とも」

「シンクがね、寝ちゃってたアリエッタを起こすのにほっぺたを

 思いっきりつねったの」

「フン、話しかけても起きないほうが悪いのさ」

「・・・?そもそもなぜ燃料を取りにいってアリエッタが眠ることになるのだ?」


二人はあーだこーだ訂正し合いながら説明した


「なるほど、つまり帰りを急いでアリエッタを背負って帰ってきたというわけか」

「ああ、全く・・・一人のほうが良かったよ」

「アリエッタだってお友達がいれば一人のほうがよかったモン!」

「まあとりあえず二人とも災難だったな・・・今日はゆっくり休むといい」

「うん・・・おやすみなさい、です」

そう言ってアリエッタはフラフラ自分の寝床に行った

「さて、シンク」

「なんだよ、ボクも今日はもう寝たいんだけど」

「お前、まだ何か言ってない事があるんじゃないか?」

「・・・・そんなの無いよ・・・おやすみ」

「・・・おやすみ(まあそういうことにしておこう)」

・・・こうして、二人の仲は近付きそうでたいして近付かないのでした







さて、かなりの長丁場ですが最後に、帰りに何があったか

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